私がものを見るときに注目しているのは「端の処理」です。
同じ素材でも難しいけど、とくに異素材を組み合わせてる場合。
ここが美しいものは、品があって全体に美しいんですよね…(*´ ▽ `*)
貝殻を切り出して木にはめ込んでいく螺鈿(らでん)細工みたいな伝統工芸はもちろん、
教会のステンドグラスや和室にぴしっと敷き詰められた畳にも同じことを感じます。
逆にこの処理がいい加減だと、とたんに全体が曇って見えて
残念な雰囲気になってしまうような……
どんぐりネックレスの一番のこだわりポイントは、帽子でもガラスでもなくその際(キワ)にあります。
隙間なく、ぴったりと合っていること!
これは結構難しいことなのですが、自然のどんぐりがそうである以上は譲れないポイントです。
作ってる最中もこの「ぴたっ」って合う瞬間が一番好き。